お会いした経営者さん達《シリーズ》
昨日はクレディセゾン代表取締役会長 林野宏さん にお話をお伺いしました
1942年お生まれの2019年現在77歳?
とても80歳前には見えないエネルギッシュな方でした。
クレディセゾンで永久不滅ポイントやアメックスとの提携などを実施された方です。
林野さんからのメッセージは、
人の一生は短すぎるが行った努力は必ず報われるようになっている。
自分に期待をし、高く評価し、そこに見合う努力を行うように!とのことでした。
またたくさんヒントをいただきました。
《日本企業はこのままでは衰退する》
①日本企業には経営者人材は育っていない
経営者人材は関係会社の立ち上げや再建など困難な課題の解決や改革を推進することによってしか育たない
②機能別組織はセクショナリズムの温床
顧客のニーズや競争相手の動きに鈍感となる
内向きの論理で動く社員が大量に生まれる
戦略や営業計画が結果に結びつかないまま途中で放置される
③スピードが低下する
自分たちはやるべきことをしていると思い込んでいるので危機感が持てない
④管理部門は著しく生産性が低く、ROEの低い主因となっている
事業組織はなるべく小さい方がいい
⑤人材不足の時代
間接部門の合理化によるローテーションのチャンス
様々な業務を兼務することにより複数の仕事をスピード感をもってこなす人材育成のチャンス
⑥ハードトレーニングしなければ人は育たない
日本の失速の原因
→競争戦略への過信
業界分析・競合分析・戦略的ポジショニング・差別化・ローコスト化に全部なった
→日本の市場は縮小し、勢いを失った
いや、まさにその通りです。大企業なんていろんなチャレンジしたって、失敗したってほとんど誰も困らないのにさせる文化がこの10年以上なくなってきていると感じます。
《イノベーションとは》
企業の本質→競争
資本主義の本質→創造的破壊
これらを車の両輪として社会の革新や発展 イノベーションが実現する
イノベーションとはだれにでもチャンスがある
イノベーションの本質は、「なぜ今までこれがなかったのか?」
潜在需要の顕在化こそがイノベーションの本質
①遊戯
②好奇心
③夢中
④感性
⑤異端
⑥直観
⑦逆境
⑧夢想
⑨瞑想
⑩孤独
このうち、自分が関心があるものを磨いていく
《革新的リーダーとは》
革新型リーダーに共通する秘訣
好奇心を旺盛にすること!
一見関係のなさそうな事柄を結びつける思考方法
①なぜ、という疑問をもつ
②注意深く観察する
③分野や文化の異なる人々と交流すること
④遊びを通じて経験を重ねる
⑤発見やアイデアを実際に試してみる
夢中になること
集中して努力した時間の二乗に比例する
成功とは 夢中になれることをみつけ、それを仕事にするか
与えられた仕事に夢中になる、しかない。夢中になれば進化する
会社を変えるか、会社を変わるか
Blue Ocean Shift
今これを考えなければ将来どうなるか、を考えなければならない
日本はチーム力を生かすことで再びリーダーになるチャンスがある
危機感は作り出す!
日本企業は危機感がなさすぎる。危機感のない組織は衰退する
欲太郎は危機感しかありませんが、この辺がいつも周りの人との温度差を感じます。
でも、それは演出でいくらでも作り出すことができるんですね!
頑張って周りを巻き込んでみたいと思います!